テッセラクト

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テッセラクト

303号室、午後5時47分。イギリス人で運び屋のショーンは、極度の緊張で部屋を飛び出す。同ホテル203号室、午後5時47分。そこには腹部に銃弾を受けた殺し屋の女が潜んでいた。同ホテル、午後5時47分。停電の隙に客室泥棒を働くベルボーイの少年がいた。そして、イギリス人の女性心理学者がそのホテルに部屋を借りる。

運命の糸は、少しずつ、衝撃の結末へと進んでいく…。

映画の題名にもなっている「テッセラクト」とは、「四次元立方体」の意味。三次元は四次元の展開図なので、いくつかの三次元が合わさり四次元となる。それと同じように、映画の中では今まで全くかかわりの無かった人物たちが最後には重なり合い、バラバラだったストーリーが一つに終結する…みたいなのを描きたかったのかなぁ?

時間軸をずらしたりして、それぞれの人物のストーリーをそれぞれの時間軸で描き、そしてラストでひとつにつながる。それをテーマにしているので、わざわざ題名に「テッセラクト」とつけたんだと思うけど、こういう映画って別にそう珍しくは無いので、わざわざ四次元とか、そういうのにこだわっている意味がよくわからない。

まぁ、原作がそういうのをテーマにしている小説だったわけで、映画ではわかりやすくするためにストーリーを多少変えているみたいだけど、「テッセラクト」にこだわりたいのなら、別にわかりやすく作り直そうとか考えないで撮っても良かったと思います。なんか、普通のアクション映画になってしまって少しもったいない気が。

ただ、映像表現は結構すごいと思います。スローモーションとか早送りとか、ストップとか結構映像にはこだわりがあるみたい。ストーリーは別に目新しいものは無いけど、「魅せる映画」としてはなかなか良いと思う。

たけど、「結局どういう話だったんだ」って見終わった後に思ったw

以下ネタバレあり

最後まで詳しく語られなかった「ブツ」。個人的に、アレは薬だと思ってみてたんですけど、途中で少年が「マンゴープリン」って…。なんかそれ聞いてからは、なんでこの人たちはプリンごときにこんな大変な思いしてるんだというのが頭の中に充満して。最後に落ちでヤクザがおいしそうにプリン食べてるところとか見れるんじゃないかな、とか期待してしてたんですけどね。だけど、まさか本当にプリンってわけじゃないだろうし、やっぱり麻薬かなにかだったのかな?

製作
2003年
イギリス
タイ
日本
監督
オキサイド・パン
出演
ジョナサン・リース・マイヤーズ
サスキア・リーヴス
アレクサンダー・レンデル
カルロ・ナンニ
レナ・クリステンセン

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