ライフ・イズ・ビューティフル

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ライフ・イズ・ビューティフル

1939年、戦火迫るイタリア。いつも笑顔を絶やさないユダヤ系イタリア人のグイドは、本屋開業のためにトスカーナのある街にやってきた。そこで小学校教諭のドーラと出会い、恋をする。困難の末に結ばれた2人にやがて息子ジョズエが誕生。一家は笑顔の絶えない幸福な毎日を送る。しかしジョズエの5歳の誕生日に、ついに戦火はこの街にもおよび、グイドたちは強制収容所へ送られてしまう。グイドは家族のために、息子の命を守るために、ある”嘘”をつく…。

ナチスの強制収容所を描いた映画と言えば、「戦場のピアニスト」「シンドラーのリスト」などの名作がありますが、どれも暗い映画がほとんどです。しかし、この「ライフ・イズ・ビューティフル」は、残虐なシーンは過度に演出せず、全編に笑いの要素をちりばめることで、子供でも見ることができる作品に仕上がっています。

初めのうちは、これ戦争映画なのか?というほどギャグや笑いのシーンの連発で、幸せで美しい生活が描かれています。後半からは強制収容所に主人公の家族が収容されることになりますが、そこでもある”嘘”を中心とした笑いの要素がところどころに込められていて、それが悲しいシーン、暗いシーンをより引き立てています。この楽しいシーンと暗いシーンが絶妙のバランスです!

だけど、その”嘘”。初めのうちは笑ってみられるけど、ストーリーが進むにつれてとても切なくなってきます。自分の子供を悲惨な現実に気づかせないための嘘。グイドの深い愛が感じられて胸が締め付けられます。

後もうひとつ、忘れてならないのが”ジョズエ”の存在。あの純粋な笑顔と演技が素晴らしい!もしこの映画の子役がジョズエ役の子じゃなかったら、評価はかなり変わってたかも。

ストーリーも良く練られていて、個人的にもかなりお気に入りの映画です。映画賞も数多く獲得している名作なので一度は見といたほうが良いかも。

製作
1998年
イタリア
監督
ロベルト・ベニーニ
出演
ロベルト・ベニーニ
ニコレッタ・ブラスキ
ジョルジオ・カンタリーニ

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