バッファロー・ソルジャーズ 戦争のはじめかた

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バッファロー・ソルジャーズ 戦争のはじめかた

ベルリンの壁崩壊を目前にした1989年の西ドイツ。米ソの緊張緩和も続いていたことから、ここシュツットガルトの米陸軍基地でも平和ボケ状態に陥っていた。レイ・エルウッドはこの基地で補給部隊に所属していた。頭の切れるエルウッドは、その立場を利用し、闇ルートを通じて軍の物資を横流しするのは当たり前、さらにはヘロインの精製と密売にも関わる問題分子。そんなある日、軍の浄化を掲げたリー曹長が新たに着任、さっそくエルウッドをマークする。困ったエルウッドは、相手の出方をうかがおうと、リー曹長の娘ロビンに近づくのだが…。

ロバート・オコナーの小説、「バッファロー・ソルジャーズ」の映画化作品。アメリカでの上映が決まった翌日が、なんとあの「9.11」。映画の内容が内容なだけに、その後5回も公開が延期されてしまったといういわくつきの問題作です。「米軍の真実を描いている」という触れ込みでしたが、本当にあんなんだとしたらかなりヤバいでしょ。これが真実だとしたら、「9.11」が起きなかったとしても公開延期になってるかと)

映画の紹介などを見ると、ブラックコメディという風に書いてありますが、あまりコメディという感じではなかったです)パッケージだけを見てもいかにもコメディ風ですが、全体的に(雰囲気なども含め)シリアスです。コメディ的な要素もありますが、ブラックコメディという感じでもないような。なのであまりコメディを期待すると…。

私はもっとバカみたいな映画を期待していたので、全体的にパンチが足りなかったかな〜という感じがしました。が、求めているものが違っていたというだけで、映画としては結構おもしろかったです。特にラストの展開はかなり良かったです。こればかりは見てみないとわからないと思いますが、とにかくイイ!ホントに上手くハマった、という感じで。

そして一番の衝撃だったのが、あのエド・ハリスがへなちょこな上官を演じていたこと。「ザ・ロック」とか「スターリングラード」とか、渋くて鉄の精神を持っているような人を演じるというイメージがあったので、まさかあんなへなちょこ役を…。だけど、それが以外にハマリ役。エド・ハリスじゃなかったらおもしろさが違ってたかも。やっぱり、名優は何をやらせても上手いということですか?

それにしても、なんで「戦争のはじめかた」なんていうタイトルにしたのか、さっぱりわかりません)

製作
2001年
アメリカ
イギリス
監督
グレゴール・ジョーダン
出演
ホアキン・フェニックス
アンナ・パキン
エド・ハリス
スコット・グレン
エリザベス・マクガバン
ディーン・ストックウェル

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