ジム・ジャームッシュ監督が、18年もの長きに渡って撮り貯めてきた、11本の短編から成るリラックス・ムービー。カフェを舞台に、一杯のコーヒーや一服のタバコが生み出していく、至福の時間を描く。
モノクロの映像の中で、コーヒーとタバコを口にしながらゆっくりと会話をするリラックス・ムービー。
出演者もいろいろな人が出ていて、有名どころではロベルト・ベニーニやケイト・ブランシェット、ビル・マーレーも出演しています。そして音楽界からはあのイギー・ポップやトム・ウェイツも出演しています。
内容的には、11本からなる短編集なんですが、各ストーリーの中で特に展開があるわけでもなく大爆笑シーンもありません。ただゆっくりと会話をするだけ。だけど、なぜかこれが見てると落ち着きます。 大爆笑できるシーンはありませんが、気まずいシーン(アンガールズのショートコントに近い?)が多くて結構クスりとくるところも多いです。
個人的に好きなのは、ロベルト・ベニーニ、イギー・ポップ、ビル・マーレーの3つのストーリー。ロベルト・ベニーニやビル・マーレーはもうそこにいるだけで絵になるというかおもしろいし、イギー・ポップも俳優じゃないけどなかなか良い味だしてます。
他にも、ホワイト・ストライプスの二人が出演する「ジャック、メグにテスラコイルを見せる」の電気がビリビリなるシーンや、ケイト・ブランシェットの一人二役、テイラー・ミードなど熟年の演技もクセがあり楽しめます。まぁ、結局のところどれもおもしろいです。
大きな展開がある映画ではないので、そういう映画が好きな人には全然合わないと思いますが、ゆったりとした映画が見たい人にはピッタリの一本になるでしょう。ただ、見終わった後にはコーヒーとタバコを口にしたくなること間違いなし!