ショーン・オブ・ザ・デッド

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ショーン・オブ・ザ・デッド

何事にもやる気を出さず、毎日親友のエドとパブ通いのショーン。

そんなある日、長年の恋人リズもついに愛想を尽かしてしまう。ショーンは、リズとヨリを戻すため、これまでのだらしない生活を改めようと決意する。しかし、そうこうしている間に街はゾンビで溢れかえり…。

私は予告編を見て、この映画のことを知りました。ちょうど同じ時期に「ドーン・オブ・ザ・デッド」という映画が公開され、ヒットしていたので、予告編から感じた印象は、「ゾンビ映画をパロったB級コメディ」でした。その予告編は非常に出来が良く、笑えるものだったので、ぜひ映画を見たいと思っていましたが、なかなか見つけることができないでいました。しかし、つい先日、偶然にも某レンタルショップで発見!即レンタルしました。

「ショーン・オブ・ザ・デッド」は普通にイギリスで公開し、それなりにヒットしていたようです。しかも制作会社はあのUNIVERSL STUDIO。それなのに、なぜか日本では未公開だったために、B級という印象が定着してしまっていたようですが(これは私の周りだけかもしれないですが…)実はそれなりにしっかりした映画となっています。むしろ、結構完成度も高い方の映画かもしれません。

で、実際に見た感想としては、別にパロディ映画でもないし、B級でもない。また、コメディ要素はあるけれどもコメディ映画というと…という感じです。普通にビックリするようなシーンもありますし、グロいシーンもあります。仲間割れ寸前の緊迫状態もあれば、大事な人を失うという悲しいシーンもあります。

カメラワークもストーリー展開もテンポが良く、本当にしっかりした映画に仕上がっています。ただ、私としては予告編を見た段階から「ゾンビ映画をパロったB級コメディ」を期待していたので、そういう点からするとマイナスです。確かにコメディ要素はあるし、笑えるシーンもあります。しかし、あまりにも映画自体がしっかりしているので、そういう「笑い」の部分を超えてしまっているように感じます。それに、微妙にツボが違う。

あと、映画の前半部分から、ゾンビの出現を示唆するようなシーンや、観客を驚かすための演出などがあるのですが、ストーリー自体にあまり進展が見られ無いのに加え、映画を見る前からゾンビがでるということは知っているので、展開の遅さを少し退屈に感じてしまいます。また、ゾンビが出始めてから急にテンポが良くなり、ストーリーにも急に展開がではじめるため、映画の前半部分が更に冗長に感じてしまいます。もう少し前半を削るとか、展開をするとかしたほうが、全体として良くなったかも知れません。

ただ、本当によく出来ている映画なので、「どうせなんかのパクリでしょ」と思って敬遠している方がいるのならば、ぜひ見ることをオススメします。

製作
2004年
イギリス
監督
エドガー・ライト
出演
サイモン・ペッグ
ケイト・アシュフィールド
ニック・フロスト
ディラン・モーラン
ルーシー・デイヴィス
ペネロープ・ウィルトン
ビル・ナイ
ピーター・セラフィノウィッツ
ジェシカ・スティーヴンソン

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