イギリスで行なわれた航空ショーに参加したフランス空軍の戦闘機ミラージュ2000が予定外の飛行ルートを取り、そのまま姿を消してしまう。たまたま地域をパトロール中だったマルシェリ大尉とヴァロワ大尉の2機が間もなく問題のミラージュを発見、そのまま壮絶なドッグファイトへと突入する。一瞬のスキをつかれてヴァロワが後ろを取られ、ロックオンされる。そのとき、本部から敵機攻撃中止の命令が入るが、敵機がそのまま射撃を開始しようとするのを見て、マルシェリはやむを得ず敵機を撃墜する…。
ニューヨーク。“ブレスト”の愛称で知られる19歳のアンソニー・カンポーは、地元のシーンで最も注目を浴びているグラフィティ・ライター。彼は今夜もクルーと共に、盗んだペンキを使って、ストリートの壁という壁に、自分のアートを表現しつづける。ニューヨーク市警察の“ヴァンダル・スクワッド”(落書き取り締まり班)ボビー・コックスは、日々グラフィティ・ライターを捕まえようと目を光らせていた。そんなある日、アンソニーの仲間のルーンがコックスに逮捕されてしまう。それをきっかけに、ブレストの周りの状況は、徐々に悪い方向へと進んでいく…。
「風希、お誕生日おめでとう…」涙を必死にこらえながら竹富島の船着場で母、昌美を見送った6歳からずっと、風希と母をつなぐものは、毎年誕生日に送られてくる手紙だけだった。竹富島で祖父とふたりで暮らす風希。やがて、父の遺品のカメラで写真を撮り始めた彼女は、カメラマンになることを夢見ながら、母のいる東京への思いを募らせていく。そんな中、風希は19歳の誕生日を迎える。忙しさから自分の誕生日さえ忘れていた風希の元に、今年も母、昌美からの手紙が届く。そして、1年後…。
北海道常呂町。地元の高校に通う伊藤和子は特に将来の夢もない毎日を過ごしていた。ある日、和子は、オリンピックに出場した憧れのカーリング選手“マサト様”が地元の試合に出場すると聞き、会場へ!試合後、なんと、和子の目の前にマサト様本人が。「チーム作ってみる気ない?」こうして、カーリングをすることになった和子。集まったのは、運動オンチの優等生・史江、農家の田舎娘・菜摘、そして、かつて天才と呼ばれた少女・美希。和子はマサト様がコーチだと思い込み、上機嫌。しかし、4人の前に現れたコーチは“マサト様”ではなく、常呂の恥といわれた男・大宮平太だった…。