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	<title>Cinema Jack &#187; フランス</title>
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		<title>パリ・ジュテーム</title>
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		<pubDate>Tue, 29 Sep 2009 16:59:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>inc</dc:creator>
				<category><![CDATA[レビュー]]></category>
		<category><![CDATA[☆☆☆]]></category>
		<category><![CDATA[オムニバス]]></category>
		<category><![CDATA[ドラマ]]></category>
		<category><![CDATA[フランス]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>

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		<description><![CDATA[街角の小さな恋物語 僕の目にガス・ヴァン・サントの作品が一際良く写ったように、観客のそれぞれにお気に入りの作品が見つかるだろうと思うものの、さすがに全編見続けるのは退屈だ。それでも約5分間程度の時間で人生・世界観を想像さ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p>
				<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000V6F4Y0/minitheaterin-22/"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/415ZpsyPjxL._SL160_.jpg" alt="パリ、ジュテーム プレミアム・エディション [DVD]" class="lf" /></a>
				<em>街角の小さな恋物語</em>
				</p>
				<p>
				僕の目にガス・ヴァン・サントの作品が一際良く写ったように、観客のそれぞれにお気に入りの作品が見つかるだろうと思うものの、さすがに全編見続けるのは退屈だ。それでも約5分間程度の時間で人生・世界観を想像させるところにそれぞれの映画監督としての表現力が垣間見えて興味深い。もう一度じっくり見直してみよう。
				</p>
]]></content:encoded>
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		<title>96時間</title>
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		<pubDate>Sun, 23 Aug 2009 06:31:53 +0000</pubDate>
		<dc:creator>inc</dc:creator>
				<category><![CDATA[レビュー]]></category>
		<category><![CDATA[☆☆☆]]></category>
		<category><![CDATA[アクション]]></category>
		<category><![CDATA[フランス]]></category>

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		<description><![CDATA[父の愛が、パリの街を暴走する。 銃撃戦に格闘戦、カーアクション、場を演出するBGMに効果音。主人公はナイスミドルだが、映画自体はよくある量産型大衆アクション。娘が誘拐されるまでは緊張感が漂いドキドキだったんだけどなぁ。ま [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p>
				<img src="http://cinema.2inc.org/wp-content/uploads/2009/08/96BBFEB4D6.jpg" alt="" class="lf" /><em>父の愛が、パリの街を暴走する。</em>
				</p>
				<p>
				銃撃戦に格闘戦、カーアクション、場を演出するBGMに効果音。主人公はナイスミドルだが、映画自体はよくある量産型大衆アクション。娘が誘拐されるまでは緊張感が漂いドキドキだったんだけどなぁ。まぁ、夏の風物詩に映画館に見えるにはちょうど良い1本ではないかと。普通に飛行機で帰ってくる父親に吹いたww
				</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>ロルナの祈り</title>
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		<pubDate>Mon, 08 Jun 2009 14:44:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>inc</dc:creator>
				<category><![CDATA[レビュー]]></category>
		<category><![CDATA[☆☆☆☆]]></category>
		<category><![CDATA[イタリア]]></category>
		<category><![CDATA[ドラマ]]></category>
		<category><![CDATA[フランス]]></category>
		<category><![CDATA[ベルギー]]></category>

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		<description><![CDATA[この愛だけを、私は信じる。 研ぎすまされた”音”の繊細さと、小さな所作まで細かく写し取る映像はさすがダルデンヌ兄弟といったところ。愛が根底にある作品だけに、感情の細かな揺れも非常にうまく表現されているのだが、僕はそれより [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p>
				<img src="http://cinema.2inc.org/wp-content/uploads/2009/06/768f9ca3.jpg" alt=""  class="lf" />
				<em>この愛だけを、私は信じる。</em>
				</p>
				<p>
				研ぎすまされた”音”の繊細さと、小さな所作まで細かく写し取る映像はさすがダルデンヌ兄弟といったところ。愛が根底にある作品だけに、感情の細かな揺れも非常にうまく表現されているのだが、僕はそれよりも女性の怖さのほうが印象に残ってしまった。特に終盤の展開は・・・。恋愛弱者には理解できないよ。
				とは言うものの、ピアノソナタで締めくくられるエンディングはとても印象深く、美しい。
				</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>僕と未来とブエノスアイレス</title>
		<link>http://cinema.2inc.org/review/46.html</link>
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		<pubDate>Tue, 08 Jan 2008 14:11:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>inc</dc:creator>
				<category><![CDATA[レビュー]]></category>
		<category><![CDATA[☆☆☆☆]]></category>
		<category><![CDATA[アルゼンチン]]></category>
		<category><![CDATA[イタリア]]></category>
		<category><![CDATA[スペイン]]></category>
		<category><![CDATA[ドラマ]]></category>
		<category><![CDATA[フランス]]></category>

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		<description><![CDATA[南米、アルゼンチンのブエノスアイレス。ユダヤ系の青年アリエルは、その下町の小さなガレリア（商店街）で、母のランジェリーショップを手伝っている。アリエルの父は、彼が生まれてすぐにイスラエルに戦争に行ったまま戻ってこないが、 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p class="photoLeft"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FTWUZY/minitheaterin-22/"><img src="http://ec1.images-amazon.com/images/P/B000FTWUZY.01._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="僕と未来とブエノスアイレス" /></a></p>
				<p>
				南米、アルゼンチンのブエノスアイレス。ユダヤ系の青年アリエルは、その下町の小さなガレリア（商店街）で、母のランジェリーショップを手伝っている。アリエルの父は、彼が生まれてすぐにイスラエルに戦争に行ったまま戻ってこないが、毎月、国際電話をかけてくる。何となく将来に不安を感じるアリエルは、ポーランド国籍のパスポートを取ろうとするが、本当に外国に行きたいのか自分でもわからない。そんな中、突然父が帰ってくるのだが…。
				</p>
				<span id="more-46"></span>
				<p>
				第54回ベルリン国際映画祭で審査員特別賞と最優秀男優賞をダブル受賞した作品。当サイトで初めてのアルゼンチン映画（多分）。
				</p>
				<p>
				アルゼンチンにある小さなガレリア（商店街）を舞台に、主人公アリエルの成長、家族やガレリアの人々との繋がりが描かれています。
				</p>
				<p>
				「僕と未来とブエノスアイレス」で特徴的なのは、カメラワーク。手持ちカメラによるブレた映像、細かなカット割り、ジャンプカット、クイックズームなどが多用され、常に”動き”があります。通常、手持ちカメラによる映像は、ドキュメンタリーのようなリアルさを出すために用いられますが、本作ではそれとは別の意図で用いられているように思います。それは、その場の雰囲気であったり、人々の気持ちであったり。
				</p>
				
				<p>
				手持ちカメラのブレまくる映像は、ガレリアの騒々しさを描き出し、クイックズームはその人の動揺する気持ちを映し出します。一番おもしろかったのは、細かなジャンプカットを続けることで、その間に流れた”時間”を表現しているところ。上手く言葉が出せず、過ぎる時間。頭に血が上り、正確に感じることのできなくなる時間。細かなジャンプカットが、そのような様々な時間を表現しており、映画のおもしろさと同時に、巧さを感じます。
				</p>
				<p>
				深く、もしくは、ベタに持っていく展開がそこかしこに存在するにも関わらず、深追いを避け、ライトなタッチ。自分の好きな場所であり、愛すべき人々がいるガレリア。それなのに、なぜか薄い不安を覚え、その場から逃げ去りたい（ポーランド人になりたい）と思う気持ち。その間際になって味わう、ガラス越しから見るような、疎外感を覚えるような気持ち。そして気づく、自分自身の本当の気持ち。実に上手く、現実を映し出した映画。
				</p>
				<p>
				原題は「断ち切られた抱擁」（<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FTWUZY/minitheaterin-22/">Amazon</a>より）。うーん、わからないでもないですが…。個人的には「僕と未来とブエノスアイレス」のほうがしっくりくる。
				</p>
				<div class="info">
				<dl>
				<dt>製作</dt>
				<dd>2004年</dd>
				<dd>アルゼンチン</dd>
				<dd>フランス</dd>
				<dd>イタリア</dd>
				<dd>スペイン</dd>
				</dl>
				
				<dl>
				<dt>監督</dt>
				<dd>ダニエル・ブルマン</dd>
				</dl>
				
				<dl>
				<dt>出演</dt>
				<dd>ダニエル・エンドレール</dd>
				<dd>アドリアーナ・アイゼンベルグ</dd>
				<dd>ホルヘ・デリア</dd>
				<dd>セルジオ・ボリス</dd>
				<dd>シルビナ・ボスコ</dd>
				<dd>ディエゴ・コロル</dd>
				<dd>ロシタ・ロンドネール</dd>
				</dl><!-- end .info --></div>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>ハイテンション</title>
		<link>http://cinema.2inc.org/review/44.html</link>
		<comments>http://cinema.2inc.org/review/44.html#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 08 Jan 2008 13:53:03 +0000</pubDate>
		<dc:creator>inc</dc:creator>
				<category><![CDATA[レビュー]]></category>
		<category><![CDATA[☆☆☆☆]]></category>
		<category><![CDATA[フランス]]></category>
		<category><![CDATA[ホラー]]></category>

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		<description><![CDATA[女子大生のマリーは親友のアレックスとともに、彼女の実家へと向かっていた。２人は都会の喧騒を逃れ、静かな田舎で試験勉強に励む予定なのだ。 夜遅く、２人はアレックスの実家に到着する。だがその直後、謎の中年男が玄関に現われ、ア [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p class="photoLeft"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000J1XLJC/minitheaterin-22/"><img src="http://ec2.images-amazon.com/images/P/B000J1XLJC.01._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="ハイテンション アンレイテッド・エディション" /></a></p>
				<p>
				女子大生のマリーは親友のアレックスとともに、彼女の実家へと向かっていた。２人は都会の喧騒を逃れ、静かな田舎で試験勉強に励む予定なのだ。
				</p>
				<p>
				夜遅く、２人はアレックスの実家に到着する。だがその直後、謎の中年男が玄関に現われ、アレックスの家族を次々と惨殺したのだった。物陰に隠れ、必死で息を潜めるマリー。今度はアレックスが殺人鬼に捕まり、トラックで連れ去られてしまった。彼女を助けようと、自らトラックに忍び込むマリーだったが…。
				</p>
				<span id="more-44"></span>
				<p>
				その残酷描写から、日本での公開が見送られていたというフランス産スプラッター。
				確かに残酷描写はもの凄くリアルで残酷。
				しかし、「ハイテンション」の一番の魅力は、そのような描写よりも、タイトル通り「ハイテンション（極度の緊張感）」にあります。
				</p>
				<p>
				映画が始まり、殺人鬼がマリーの家族を殺害するまでは、結構な時間があり、しかも説明的で退屈です（まぁ、この部分が後々伏線として効いてくるわけではありますが）。
				ですが、殺人鬼が家に乗り込んでからは常に緊張の連続。心拍数が上がりっぱなしでした。
				</p>
				
				<p>
				ゆっくりと家の中を動く殺人鬼。それを隠れながら目で追う主人公マリー。そのような中、残酷に殺害されていくアレックスの家族。CGを使わず表現されたスプラッターシーンは実にリアル。個人的には”赤くなくドス黒い血液”が非常に印象的でした。
				</p>
				<p>
				カメラワークも実に巧く、恐怖・緊張感を高めると共に、観客の視線をマリーの視線に否応無く同調させます。加えて、マリーを演じるセシル・ドゥ・フランスの抜群の演技力も加わるため、どこまでも緊迫した状態が続くのです。
				</p>
				<p>
				ただ、このような緊張感や残酷描写も、CGをスンナリ受け入れている人達からすれば、たいしたこと無い、という風に写るかと思います。個人的にはCGが使ってあると胡散臭くて安っぽく、観るに耐えませんが、映画を観るかたの大半はCGか特撮かなんて気にしないと思うので、そのような場合、派手なシーンの無い「ハイテンション」はおとなしい作品に見えてしまうのではないでしょうか。多分、コアなスプラッター好きも然り。
				</p>
				<h3>以下、ネタバレ含みます。</h3>
				<p>
				いたるところで酷評されている本作の”オチ”。実は殺人犯はマリーが生み出した妄想で、全て殺害行為を行っているのはマリーだった、というものです。
				</p>
				<p>
				まぁ、確かに単純にそのように観れば、辻褄が取れず上手く話がまとまらなくなります。が、個人的にはこの”オチ”は結構好きでした。
				</p>
				<p>
				なぜかというと、「ハイテンション」では、現実部分と妄想部分の区別がハッキリとしていないから。どこが現実で、どこからが妄想か明示されていないので、「辻褄が取れない」ということ自体当たり前というか。この現実と妄想、現実と虚構の区別が曖昧になる世界観こそ、本作の脚本の醍醐味ではないでしょうか。
				</p>
				<p>
				で、気になるシーンがあったので、もう少し深読みしてみました。そのシーンというのは、冒頭の「マリーの夢のシーン」と、終盤の「アレックスがマリーから逃げるシーン」。両方とも、「殺人犯から逃げ、偶然通りかかった車に助けを求める」というシーンですが、この2シーン、全く同じなのです。逃げているのがマリーかアレックスかという違いだけ（厳密に言えば運転手も違いますが）。
				ココがどうも引っかかるんですよねー。
				</p>
				<p>
				冒頭のマリーの夢のシーンが、マリーの妄想の引き金になっているとするなら、終盤のアレックスのシーンも、実は「コレはマリーの妄想ではなく、アレックスの妄想でした」っていうのを表す引き金になっているんじゃないかなと。何の意味も表さないシーンなら、全く同じようにする必要はないですからね。
				</p>
				<p>
				まぁでも、もの凄くカッコイイ映画でした。それだけで充分です。個人的には。やはりフランス映画の雰囲気はどこか好き。
				</p>
				
				
				<div class="info">
				<dl>
				<dt>製作</dt>
				<dd>2003年</dd>
				<dd>フランス</dd>
				</dl>
				
				<dl>
				<dt>監督</dt>
				<dd>アレクサンドル・アジャ</dd>
				</dl>
				
				<dl>
				<dt>出演</dt>
				<dd>セシル・ドゥ・フランス</dd>
				<dd>マイウェン</dd>
				<dd>フィリップ・ナオン</dd>
				<dd>フランク・カルフン</dd>
				<dd>アンドレイ・フィンティ</dd>
				<dd>ワーナ・ペリーア</dd>
				</dl>
				<!-- end .info --></div>
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		</item>
		<item>
		<title>アルティメット</title>
		<link>http://cinema.2inc.org/review/21.html</link>
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		<pubDate>Sun, 06 Jan 2008 12:39:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>inc</dc:creator>
				<category><![CDATA[レビュー]]></category>
		<category><![CDATA[☆☆☆]]></category>
		<category><![CDATA[アクション]]></category>
		<category><![CDATA[フランス]]></category>

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		<description><![CDATA[治安の悪い街を隔離するようになったパリ、2010年。郊外の地区・バンリュー13。この地区で生まれ育ったレイトは、荒んだ街からドラッグを一掃しようと危険を承知で一人、街を仕切るタハに立ち向かっていた。妹・ローラと共にタハを [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p class="photoLeft">
				<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000I8O9ME/minitheaterin-22/"><img src="http://ec1.images-amazon.com/images/I/31Q1ZAFKC8L.jpg" alt="アルティメット DTSスペシャル・エディション" /></a>
				</p>
				<p>
				治安の悪い街を隔離するようになったパリ、2010年。郊外の地区・バンリュー13。この地区で生まれ育ったレイトは、荒んだ街からドラッグを一掃しようと危険を承知で一人、街を仕切るタハに立ち向かっていた。妹・ローラと共にタハを警察に突き出すことに成功したが、既に街から撤収する手はずを整えていた警察は、面倒を避けタハを解放、レイトを拘束したのだった。ローラはタハにさらわれ、レイトは一人投獄される。
				</p>
				<span id="more-21"></span>
				<p>
				それから6ヶ月後。半径8km以内の人々を殺害できる爆弾がタハの手に渡ってしまう。爆弾には時限装置が組み込まれており、24時間後には爆発してしまう。警察はエリート潜入捜査官ダミアンをバンリュー13に潜入させ爆弾を解除させることに。解除できる可能性は皆無だと主張するダミアンだったが、上官の命令は絶対だった。バンリュー13の地理に不案内なダミアンは、投獄されていたレイトと組まされることになるが…。
				</p>
				<p>
				リュック・ベッソンが脚本・製作を務めたフランス製アクション。もともとアクション映画はどうも好きになれないのに加え、「トム・ヤム・クン」を観てからというもの、あまりのスゴさに他のアクション映画にはなかなか手が伸びなかったのですが、リュック・ベッソン製作ということもあり観賞。
				</p>
				<p>
				「トム・ヤム・クン」と同じく「スタントなし」「CGなし」「ワイヤーなし」で撮影されている「アルティメット」。一つ一つのアクションの派手さはでは劣るものの、「アルティメット」では<strong>洗練された美しい動き</strong>を観る事ができます。ここが「トム・ヤム・クン」とはまた違ったおもしろさを感じるところです。
				</p>
				
				<p>
				主人公を演じる2人も魅力的。
				</p>
				<p>
				バンリュー13で生まれ育ったレイトを演じるのは、「YAMAKASI」でフィーチャーされたパフォーマンス“パルクール”の創始者ダヴィッド・ベル。微妙に東洋風の面影を持ったいて、体中に刺青があるダヴィッド・ベル。15階建てのビルとビルを飛び回る姿は非常にクール。これでワイヤーもマットもなしっていうんだから、もしミスしたらどうすんだっていう。
				</p>
				<p>
				エリート捜査官ダミアンを演じるのは、数々のベッソン作品でスタントマンをこなしたシリル・ラファエリ。
				シリル・ラファエリは97年に総合格闘技のワールドカップで優勝、99年のカンフーのワールドカップでの銅メダル獲得と、実際にもすごい功績を残しているアスリート。劇中で魅せるキレキレのアクションに加え、スキンヘッドというのもかなりカッコイイ。
				</p>
				<p>
				ストーリーは非常にシンプルですが、うまくアクションを挿んでいくことで単調にならず、緊張感があり気が抜けません。
				街の造形もそれらしい雰囲気がでており、近未来という設定が活きています。
				</p>
				<p>
				ただ、イマイチ何かが足りないという感じがしていましたが、終盤の爆弾の前での格闘シーンで見事盛り返してくれました。ラストのどんでん返しもこの映画では充分アリでしょう。で、そのままヒップホップの曲のエンディングに繋がる展開。とにかくクール。
				</p>
				<p>
				同じくリュック・ベッソン製作のアクション映画「トランスポーター」は、あまりに教科書的というか綺麗すぎてイマイチでしたが、「アルティメット」はとても良い。ベッソンは近々監督業を引退するそうですが、今後も「アルティメット」のような良質なアクションを脚本や製作という立場から生み出していって欲しいと思います。
				</p>
				
				<div class="info">
				<dl>
				<dt>監督</dt>
				<dd>ピエール・モレル</dd>
				</dl>
				</div>
				<div class="info">
				
				<dl>
				<dt>出演</dt>
				<dd>シリル・ラファエリ</dd>
				<dd>ダヴィッド・ベル</dd>
				<dd>トニー・ダマリオ</dd>
				<dd>ラルビ・ナセリ</dd>
				<dd>ダニー・ヴェリッシモ</dd>
				</dl>
				</div>
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		</item>
		<item>
		<title>やさしい嘘</title>
		<link>http://cinema.2inc.org/review/113.html</link>
		<comments>http://cinema.2inc.org/review/113.html#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 12 Jan 2007 13:16:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>inc</dc:creator>
				<category><![CDATA[レビュー]]></category>
		<category><![CDATA[☆☆]]></category>
		<category><![CDATA[ドラマ]]></category>
		<category><![CDATA[フランス]]></category>
		<category><![CDATA[ベルギー]]></category>

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		<description><![CDATA[旧ソ連・グルジアに住むエカおばあちゃんは、娘のマリーナ、孫娘のアダとの3人暮らし。息子のオタールは、夢を求めてパリに移住していた。エカおばあちゃんの一番の楽しみは、オタールからの手紙を読むことだった。そんなある日、マリー [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p class="photoLeft"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00078RT2W/minitheaterin-22/" ><img src="http://ec1.images-amazon.com/images/P/B00078RT2W.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="やさしい嘘 デラックス版" /></a></p>
				<p>
				旧ソ連・グルジアに住むエカおばあちゃんは、娘のマリーナ、孫娘のアダとの3人暮らし。息子のオタールは、夢を求めてパリに移住していた。エカおばあちゃんの一番の楽しみは、オタールからの手紙を読むことだった。そんなある日、マリーナの元へオタールの訃報が届いた。それをエカおばあちゃんに伝えられないマリーナとアダは、オタールになりすまして手紙を書き続けることに。しかし、エカおばあちゃんがオタールに会うためパリに行きたいと言いだして…。
				</p>
				<span id="more-113"></span>
				<p>
				電気や水道も上手く供給されず、貧しい生活を送っている国、グルジアを舞台にした家族ドラマ。エカおばあちゃんの愛する息子、オタールの死を伝え切れなかったため、オタールからの手紙を偽造しなければならなくなります。しかし、エカおばあちゃんも何か変だとうすうす感ずいていたらしく、大事な書物を全部売り払い、オタールのすんでいたパリに向かうと言いだして…。
				</p>
				<p>
				ストーリー的に、少し「グッバイ・レーニン」に似ているかなぁっていう感じもしますが、あっちのほうが感動という部分ではストレートかなという印象。「やさしい嘘」の場合は、エカおばあちゃんと、その娘のマリーナの仲があまり上手くいっていなかったため、少し入りずらい。オタールが死んでからは、マリーナも母親に対して少し優しく接するようになりますが、今度は今まで優しかった孫のエダが憤りを感じ出して、また家族がまとまらない。で、さらにエカおばあちゃんも何気に強気というか頑固なところがあるし。ということで、なんかすんなりとストーリーには入りきれませんでした。ストーリーはしっかりしてますけど。個人的には、エカおばあちゃんが死ねば上手く収まるというような状況をつくってしまったのがちょっとアレだったかなぁと思います。
				</p>
				<p>
				だけど、映像はかなり良いと思いました。構図とか上手く考えて撮ってあるし、ジャンプカットと言うらしいですが、何秒か飛ばして撮る映像表現、あれはかなり良いと思いました。スタイリッシュというと少し違うけど、斬新というか。
				</p>
				<p>
				ちなみに、エカおばあちゃんを演じるエステル・ゴランタンの映画デビューは、なんと85歳！この「やさしい嘘」が2作目みたいですが、仕草などとても良い演技。映画自体は、2003年カンヌ映画祭の国際批評家週間で初上映されるや、絶賛され大賞を受賞。その後、各国の映画祭から次々と上映依頼が殺到し、2004年にはセザール賞第一回監督作品賞を受賞しています。興行的にもロングランを記録して結構ヒットしたみたいです。
				</p>
				<p>
				ところどころによくわからないところもあったので、2,3回見て整理しなおすと評価は変わりそうです。
				</p>
				<div class="info">
				<dl>
				<dt>製作</dt>
				<dd>2003年</dd>
				<dd>フランス</dd>
				<dd>ベルギー</dd>
				</dl>
				
				<dl>
				<dt>監督</dt>
				<dd>ジュリー・ベルトゥチェリ</dd>
				</dl>
				
				<dl>
				<dt>出演</dt>
				<dd>エステル・ゴランタン</dd>
				<dd>ニノ・ホマスリゼ</dd>
				<dd>ディナーラ・ドルカーロワ</dd>
				<dd>テムール・カランダーゼ</dd>
				</dl><!-- end .info --></div>
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		</item>
		<item>
		<title>ピエロの赤い鼻</title>
		<link>http://cinema.2inc.org/review/110.html</link>
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		<pubDate>Fri, 12 Jan 2007 13:02:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>inc</dc:creator>
				<category><![CDATA[レビュー]]></category>
		<category><![CDATA[☆☆☆☆]]></category>
		<category><![CDATA[ドラマ]]></category>
		<category><![CDATA[フランス]]></category>
		<category><![CDATA[戦争]]></category>

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		<description><![CDATA[リュシアンは、普段は真面目な教師である父が、毎週日曜になるとピエロに扮しておどけるのが我慢できなかった。父が町のみんなに笑われているのを見るのが嫌だったのだ。そんなある日、父の友人から、父がピエロに扮するようになった理由 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p class="photoLeft"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000EQIQH4/minitheaterin-22/" ><img src="http://images.amazon.com/images/P/B000EQIQH4.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="ピエロの赤い鼻" /></a></p>
				<p>
				リュシアンは、普段は真面目な教師である父が、毎週日曜になるとピエロに扮しておどけるのが我慢できなかった。父が町のみんなに笑われているのを見るのが嫌だったのだ。そんなある日、父の友人から、父がピエロに扮するようになった理由を聞かされる。それは思ってもみない、美しく、悲しい話だった…。
				</p>
				<span id="more-110"></span>
				<p>
				映画の舞台となるのは、ドイツ占領下のフランス。（正確にいうと、映画の中の「今」の設定は1960年代だけど、ほとんどが戦時中の回想シーンなので。）
				</p>
				<p>
				父親（ジャック）がピエロに扮しておどけるのが、ものすごく嫌いな息子のリュシアン。父親の舞台の最中に客席の後ろの方ですねていると、ジャックの古くからの友人、アンドレが声をかける。そこでリュシアンは、父がピエロに扮するようになった悲しい真実を知ることになる…、という話なんですけど、ヨーロッパ映画らしい、なかなかの良作に仕上がっています。
				</p>
				<p>
				俳優陣の演技も素晴らしく、ストーリーも笑いあり涙ありの高い完成度。軽いシーンと重いシーンの切り替えもなかなか上手くいっていたと思います。すんなり入り込めるというか。
				</p>
				<p>
				この映画を見て特に思ったことは、「人間」がとても良く描かれているということ。父と息子、友達、ドイツ人ピエロの”ゾゾ”、そしてジャックが誤って死に追いやってしまった鉄道職員の妻。演技が素晴らしいっていうのもあるだろうけど、とにかく、人間味があふれていてとても良かったです。ずっと強がっていた若いレジスタンスのエミールが、「死にたくない…」と涙を流すシーンとかものすごく良かったですね。少し細かいですけど）あと、おばあさんの家に謝りに行って会話をするシーンとか。
				</p>
				<p>
				個人的にはものすごい秀作でしたけど、まぁ、もう少し欲を言うなら、それぞれのシーンをもうちょっと長く撮って欲しかった、、かな。映画自体も95分と比較的短いし、もう少しそれぞれのシーンを長く撮っても良かったんじゃないかなぁ。もっと長い時間見ていたかったっていうか。
				</p>
				<p>
				あと、少し小ネタになるんですが、スピルバーグ監督がこの映画のリメイク権を獲得したみたいです。スピルバーグ君、またリメイクかよ、って感じがしますが。良い映画だけに、ハリウッド風に作り直されてしまうっていうのがなんかイヤ。頼むから荒らさないでください。
				</p>
				<div class="info">
				<dl>
				<dt>製作</dt>
				<dd>2003年</dd>
				<dd>フランス</dd>
				</dl>
				
				<dl>
				<dt>監督</dt>
				<dd>ジャン・ベッケル</dd>
				</dl>
				
				<dl>
				<dt>出演</dt>
				<dd>ジャック・ヴィユレ</dd>
				<dd>アンドレ・デュソリエ</dd>
				<dd>ティエリー・レルミット</dd>
				<dd>ブノワ・マジメル</dd>
				<dd>シュザンヌ・フロン</dd>
				</dl><!-- end .info --></div>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>バティニョールおじさん</title>
		<link>http://cinema.2inc.org/review/107.html</link>
		<comments>http://cinema.2inc.org/review/107.html#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 12 Jan 2007 12:49:42 +0000</pubDate>
		<dc:creator>inc</dc:creator>
				<category><![CDATA[レビュー]]></category>
		<category><![CDATA[☆☆]]></category>
		<category><![CDATA[ドラマ]]></category>
		<category><![CDATA[フランス]]></category>

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		<description><![CDATA[1942年、夏、フランス。ドイツ軍はフランス国民に対しユダヤ人の一斉検挙の協力を要求する。ユダヤ人たちが次々とスイスへ逃亡する中、ユダヤ人外科医であるバーンスタイン一家は隣人バティニョールの娘婿であるピエール＝ジャンの密 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p class="photoLeft"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00009V9FB/minitheaterin-22/" ><img src="http://images.amazon.com/images/P/B00009V9FB.01._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="バティニョールおじさん" /></a></p>
				<p>
				1942年、夏、フランス。ドイツ軍はフランス国民に対しユダヤ人の一斉検挙の協力を要求する。ユダヤ人たちが次々とスイスへ逃亡する中、ユダヤ人外科医であるバーンスタイン一家は隣人バティニョールの娘婿であるピエール＝ジャンの密告によって検挙され、バティニョールは図らずして摘発に協力してしまうことになる。そして、軍に没収されたバーンスタイン家の大きなアパートもバティニョール家に譲られることになった。
				</p>
				<span id="more-107"></span>
				<p>
				ある晩、ドイツ軍後援者のためのレセプションを催すことになったバティニョールが玄関のドアを開けてみると、そこにはバーンスタイン家の息子である12歳のシモンが立っていた。驚いたバティニョールは、家族に秘密でシモンをかくまう。
				</p>
				<p>
				はじめはシモンを煙たがっていたバティニョールだったが、シモンと生活するうちに、シモンをスイスに逃亡させてやりたいと思い始め…。
				</p>
				
				<p>
				自分が思っていたのと内容がちがっていたためかイマイチな印象。少年とおじさんのハートフルコメディみたいな映画なのかなぁと思ってたんですが、なんと、ユダヤ人とナチスというめちゃ重いテーマの映画じゃないですか！監督は、インタビューで「重くなく、軽い映画にしたかった。」みたいなことを言っていましたが、確かに普通の冴えないおじさんが主人公ということで、ところどころにコメディ的な演出があったりするんですけど、軽くはないよ…。
				</p>
				<p>
				全体を包む恐怖感というか緊迫感が少し邪魔。軽い映画にしたいという感じは見えるんだけど、いつナチスがおじさんや子供たちを捕まえるか、また、捕まりそうという緊張感があるために、なんか素直に笑えないというか。
				</p>
				<p>
				それに、子供が頭良すぎるのもちょっと…。変に大人っぽすぎるところがあって、それが原因で捕まりそうになったり、危ない状況になたりして、コメディな雰囲気が台無し。
				</p>
				<p>
				ユダヤ人・ナチス問題を、軽いタッチで楽しく描いた作品といえば、「ライフ・イズ・ビューティフル」が一番だと思います。「バティニョールおじさん」も、「ライフ・イズ・ビューティフル」みたいな感じの雰囲気ならかなり良い映画になったかも。内容的には似ているところがあるけど、「ライフ・イズ・ビューティフル」には変な恐怖感はあまり感じられませんでしたからね。
				</p>
				<p>
				まぁ、悪い映画ではないし、つまらないというわけでもないけど、コメディ映画としてみると後味が悪いです。見るなら、コメディタッチのシリアスドラマ？みたいな感じで見たほうが良いかも。
				</p>
				<div class="info">
				<dl>
				<dt>製作</dt>
				<dd>2002年</dd>
				<dd>フランス</dd>
				</dl>
				
				<dl>
				<dt>監督</dt>
				<dd>ジェラール・ジュニョー</dd>
				</dl>
				
				<dl>
				<dt>出演</dt>
				<dd>ジェラール・ジュニョー</dd>
				<dd>ジュール・シトリュック</dd>
				<dd>ミシェル・ガルシア</dd>
				<dd>ジャン・ポール・ルーヴ</dd>
				<dd>アレクシア・ポルタル</dd>
				<dd>ヴィオレット・ブランカエル</dd>
				</dl><!-- end .info --></div>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>銀幕のメモワール</title>
		<link>http://cinema.2inc.org/review/88.html</link>
		<comments>http://cinema.2inc.org/review/88.html#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 12 Jan 2007 08:30:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>inc</dc:creator>
				<category><![CDATA[レビュー]]></category>
		<category><![CDATA[☆☆☆☆]]></category>
		<category><![CDATA[フランス]]></category>
		<category><![CDATA[ラブストーリー]]></category>

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		<description><![CDATA[第2次世界大戦前に活躍し、その後消息を絶った伝説の銀幕スター、シルヴァン・マルソーのドキュメンタリー映画を作ろうとする青年に残された手がかりは、リザという名の女性の存在だった。リザを訪ねるものの、自分の名を隠し過去を語ろ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p class="photoLeft"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000AL62Q/minitheaterin-22/"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21ZF90384YL.jpg" alt="銀幕のメモワール" /></a></p>
				<p>
				第2次世界大戦前に活躍し、その後消息を絶った伝説の銀幕スター、シルヴァン・マルソーのドキュメンタリー映画を作ろうとする青年に残された手がかりは、リザという名の女性の存在だった。リザを訪ねるものの、自分の名を隠し過去を語ろうとしないのだが、青年の熱意によって彼女はシルヴァンとの生涯唯一の恋を徐々に語りはじめる…。
				</p>
				<span id="more-88"></span>
				<p>
				第2次世界大戦時のフランスを舞台にした、美しくも悲しい愛の物語。映画は、老婦人リザに第2次世界大戦当時の出来事を語らせるという形で進行します。
				</p>
				<p>
				25歳の映画監督サムは、ユダヤ人でありながらユダヤ人であることを隠している両親に憤りを感じていた。なぜ両親は過去のことを話してくれないのか、なぜ両親は自分のことをユダヤ人としてではなくフランス人として育てるのか…。
				</p>
				<p>
				そんな中、サムは第2次大戦時に消息不明となった伝説の銀幕スター、シルヴァン・マルソーの生涯をドキュメンタリーにする企画を立てる。サムは少ない手がかりを元に、シルヴァンの恋人だったリザの元を訪れる。はじめはサムの両親と同じように、リザも過去のことを話すということを拒んでいたが、サムの熱意により、リザは当時のことを語りだすのだった。
				</p>
				<p>
				この作品では、「ユダヤ人であることの苦悩」が中心に描かれています。戦争時に無差別に行われたユダヤ人狩り、差別。そして、自分を偽る苦悩、恋人との別れ——このような苦悩を、若いサムがリザへの取材を通して知り、両親がなぜユダヤ人であることを隠すのか、そして「ユダヤ人とは何なのか」を徐々に理解していく姿が非常に上手く描かれています。リザが語る美しい恋と悲哀の物語、両親が涙ながらに語る悲しい過去。この二つの物語を上手くリンクさせながら同時に描くことで、主人公が徐々に理解していくのと同じように、私も徐々に引き込まれていきました。映画の結末も、すべてがハッピーエンドという訳ではないけれど、とても綺麗。
				</p>
				<p>
				この映画は俳優陣も魅力的。リサを演じるのはジャンヌ・モローとマリオン・コティヤール。フランスを代表するベテラン女優ジャンヌ・モローは深みのある演技。言葉が無いシーンでも表情だけで魅せてくれる。若き日のリサを演じるマリオン・コティヤールはTAXiシリーズにも出演しています。「銀幕のメモワール」では非常に重要な役柄ですが、見事に演じきっています。それになによりとても美人です。他にも、サムの父を演じるミシェル・ジョナズなど、非常に人情味のある役柄で自然と涙を誘います。
				</p>
				<p>
				リザがシルヴァンとサムを重ね合わせる姿、サムがリザと両親を重ね合わせる姿、両方ともはっきりとは描かれてはいないけれど、それがとてもフランス映画らしい。単なるメロドラマで終わらない、深みのある映画です。
				</p>
				<div class="info">
				<dl>
				<dt>製作</dt>
				<dd>2001年</dd>
				<dd>フランス</dd>
				</dl>
				
				<dl>
				<dt>監督</dt>
				<dd>ピエール・グランブラ </dd>
				</dl>
				
				<dl>
				<dt>出演</dt>
				<dd>ジャンヌ・モロー</dd>
				<dd>ブノワ・マジメル</dd>
				<dd>マリオン・コティヤール</dd>
				</dl><!-- end .info --></div>
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