街角の小さな恋物語
僕の目にガス・ヴァン・サントの作品が一際良く写ったように、観客のそれぞれにお気に入りの作品が見つかるだろうと思うものの、さすがに全編見続けるのは退屈だ。それでも約5分間程度の時間で人生・世界観を想像させるところにそれぞれの映画監督としての表現力が垣間見えて興味深い。もう一度じっくり見直してみよう。
百万円貯まったら、この家を出て行きます。
各地を転々とするストーリー展開が、薄いストーリーを引き延ばすためだけの苦肉の策に見えてしまう。まぁ引っ越しが重要なファクターであることはわかるけども。展開や演出があまりにも少女漫画的だし、言われなくてもわかっていることをわざわざ台詞で発表されても・・・。ここは喪女を主演にするべき。
“さよなら”の代わりに記憶を消した——
例え記憶を消すことができたとしても愛は消すことができないということを表現したかったのだろうが、繰り返すのは良い部分だけではないだろうと思ってしまうと身も蓋もない話になってしまうのが残念。二人の関係がギクシャクし、それが原因で記憶を消したとなるとなおのこと。まぁしかし、とりあえず「OK」ということで。