両親の離婚で、広島とロンドンに離れ離れで暮らしていたマナモとみなもの姉妹。母親に引き取られ広島で育った姉のマナモはキャバクラでバイトする女子高生。母親が再婚したため今は一人で暮らしていたが、ある日、ロンドンにいた妹みなもが突然転がり込んでくる。10年ぶりに一緒に暮らし始めた2人は、ことあるごとに大げんかの毎日。そんな2人はある時、自称“天使”の不思議な2人組に出会う。彼らはなぜか、10月30日に広島市民球場で行なわれる奥田民生のライブにマナモを行かせようとするのだった…。
明るく素直な花と気ままで自由奔放なアリスは、幼なじみの中学生。2人はいつでも何をするにも一緒だった。だが、花に訪れた初恋が、いつしか2人を変えていく。落語の「寿限無」の完全制覇に余念のない宮本に恋をしてしまった花は、一瞬のチャンスを見逃さず、みずからの恋のために邁進していく。そして花に協力していたアリスは、そのなかで宮本と急接近してしまい、宮本はアリスに一目惚れ。そしてアリスも、宮本にほのかな恋心を抱くようなる。友情と恋の狭間に悩みつつ、大人への階段を少しずつ登り始める2人は…。
オレゴン州郊外に住むジャスティンは、17歳にして、いまだ「親指を吸うクセ(サムサッキング)」が治らず悩んでいた。おかげで父親には怒られ、好きな子にも愛想をつかされてしまう。そんなある日、知り合いの歯医者ペリーが「本気で指しゃぶりを直したいか?」と聞いてくる。ジャスティンは、彼に言われるまま「親指が苦くなる」催眠術をかけてもらう。おかげで親指しゃぶりは止められたものの、サムサッキングという精神安定剤を失ったジャスティンは、ますます不安がつのり挙動不審に。