アドリブ・ナイト
客観的視点から描かれる、日常の中の非日常。映像の端々に見られる繊細かつ丁寧な描写と、主人公を演じるハン・ヒョジュの持つ澄んだ空気感が気持ち良い。家の二階で一人、ゆっくりと靴下を履き替える描写、亡くなった”父親”の手に触れ、耳元で小さくつぶやく描写、多くを語らずに主人公の複雑な心境が表現される終盤、それらの描写自体から寂しさ・優しさなどの繊細な感情が感じ取れる。本作を監督したイ・ユンギは「第二のキム・ギドク」と呼ばれているらしく、今後も大いに期待。
客観的視点から描かれる、日常の中の非日常。映像の端々に見られる繊細かつ丁寧な描写と、主人公を演じるハン・ヒョジュの持つ澄んだ空気感が気持ち良い。家の二階で一人、ゆっくりと靴下を履き替える描写、亡くなった”父親”の手に触れ、耳元で小さくつぶやく描写、多くを語らずに主人公の複雑な心境が表現される終盤、それらの描写自体から寂しさ・優しさなどの繊細な感情が感じ取れる。本作を監督したイ・ユンギは「第二のキム・ギドク」と呼ばれているらしく、今後も大いに期待。
うだつの上がらない大学の非常勤講師・ユンジュは、出産を控えた妻に頭が上がらない日々を送っていた。そんな彼をさらにイライラさせるのが、団地で飼ってはいけないはずの、犬の鳴き声だった。ある日、ユンジュは見かけた犬を連れ去り、地下室に閉じ込めてしまう。一方、団地の管理事務所で働くヒョンナムは、団地に住む少女の愛犬が行方不明になったことを知り、愛犬捜しに協力することに。彼女の天然ぶりを親友のチャンミは心配するが、ヒョンナムはそんなことはおかまいなしに、小犬捜しに奔走するのだった…。